Webデザインの学習を始めて、ついに2桁の「10ヶ月」という節目を迎えました。
この1ヶ月を一言で表すなら、まさに「一点突破」。
A-TECHでの実務テストという大きな山場を乗り越えるため、私はこれまでの学習スタイルを一時的に解体し、すべてのリソースを一つの目的に注ぎ込みました。
「あれもこれも」と手を広げるのではなく、今、自分にとって何が最も重要か。
プロとして生き残るために必要な「判断」を迫られた、濃密な1ヶ月を振り返ります。
10ヶ月目の学習内容
今月は、実戦的なスキルの証明と、次なるステップへの地固めに時間を費やしました。

今月の活動は、大きく分けて上記の3軸でした。 A-TECHでの「実務テスト」を最優先事項としつつ、WEBCOACHのコーチとは今後の戦略を練り、並行して「今の市場で求められるレベル」を各媒体で調査する。
「作る力」を極限まで高めながら、「どこでその力を振るうか」を見極める1ヶ月となりました。それぞれの具体的な内容について、以下に詳しく綴っていきます。
A-TECH実務テスト:3週間の「擬似実務」という試練
3月下旬から4月上旬にかけての3週間、A-TECHのカリキュラムは「実務テスト」という最終フェーズに突入しました。
現場の緊張感を肌で感じる3週間
このテストは、単なるスキルの確認ではありません。
実際の案件を想定したレベル・納期・クオリティが求められる、まさに「プロへの登竜門」です。
これまで学んできたSASSやPHPを、いかに「正解のある課題」としてではなく、「クライアントの課題を解決する手段」としてアウトプットできるか。
画面に向かう時間は、これまでの学習期間の中で最も長く、そして最も緊張感のあるものでした。
「これは現場だ」と感じた、細部へのこだわりと対話
今回のテストで最も「現場っぽさ」を感じたのは、単にコードを書くこと以外のプロセスでした。
デザインカンプを見て不明な点があれば、単に推測で進めるのではなく「認識合わせ」のための質問を投げる。
また、「パーフェクトピクセル」を使用して、1ピクセルのズレも許さないカンプ通りのコーディングを徹底する。
さらには問い合わせフォームの動作確認など、「動いて当たり前」の品質を担保する作業の連続。
これらは、独学や基礎学習では味わえない、プロの緊張感そのものでした。
「自走力」の真価が問われる瞬間
テスト期間中は、これまで以上に自分の判断が成果物に直結します。
「この実装で本当に保守性は担保されているか?」
「このコードは他のエンジニアが見ても理解できるか?」
AIや検索エンジンを駆使しながらも、最終的な「根拠」を自分の中に持つこと。
その苦しみと楽しさが、自分をまた一つプロの領域へ押し上げてくれたと感じています。
WEBCOACH:コーチングを継続しながら「課題」を止めた理由
A-TECHのテストに全力を出すため、今月、WEBCOACHでの学習には一つの大きな変更を加えました。
戦略としての「デザイン課題ストップ」
WEBCOACHのコーチには状況を正直に話し、デザインの新規課題や制作タスクを一時的にストップしてもらいました。
理由は明確で、「中途半端なアウトプットを作るより、今の自分にとって最優先の実装テストで結果を出したかった」からです。
休会制度を使わなかった「プロとしての距離感」
WEBCOACHには休会の仕組みもあります。しかし、私はあえてそれを選びませんでした。
卒業後のサポートコースも対象になるのか不明だったのもありましたが、それ以上に、「完全に学習環境から離れたくなかった」という思いが強かったからです。
課題は止めても、コーチングという「対話の場」だけは残しておく。
実務テストで孤独になりがちな時期だからこそ、メンター的な存在との繋がりを維持しておくことが、精神的なセーフティネットになると判断しました。
※A-TECH側はテスト期間中、授業は停止かつ先生や担当に技術的な質問はできません。
市場と向き合う:インプットとアウトプットの再定義
A-TECHのテストに集中する一方で、先月登録した各求人プラットフォームやSNSでの市場調査は継続していました。
求められるスキルの「解像度」が上がった
実務テストを経験したことで、SOKUDANや複業クラウドなどの上流案件の募集要項の見え方が変わりました。
「SASS必須」「WordPressカスタマイズ経験」という文字が、以前は「高い壁」に見えていましたが、今は「自分が今まさに戦っている武器」として認識できています。
まだ実績として語るには早いかもしれませんが、「何ができるようになれば、あの案件に手が届くのか」という解像度が、この1ヶ月で劇的に上がりました。
Webデザイン学習10ヶ月でできるようになったこと・まだ足りないこと
できるようになったこと(成長)
- デザインカンプへの疑問を言語化し、認識合わせをしながら進める「プロの制作フロー」が身についた
- パーフェクトピクセル等を駆使し、実装の精度を極限まで高められるようになった
- 重要度に応じてリソースを配分する「優先順位付け」と、他スクールとのスケジュール調整を主体的に行えた
- PHPやSASSを「ただ知っている」状態から「実戦で使える」武器へと昇華させた
まだ足りないこと(課題)
- 一時停止していた「デザイン」への感度の取り戻し
- 11ヶ月目はここを再開させる必要があります。
- 実務テストの結果を「収益」に繋げるための次のアクション
- 合格後の業務委託獲得への備え。
- 長期的な時間管理
- 特定の期間に集中しすぎることによる、他タスクの滞留をどう防ぐか。
11ヶ月目に向けた目標:再始動と収益化への結びつき
実務テストという嵐のような3週間が明け、11ヶ月目は再び「デザイン×実装」の両輪を回すフェーズに戻ります。
- ストップしていたWEBCOACHのデザイン課題を再開し、実装知識を活かした「作れるデザイナー」としての提案力を磨く
- A-TECHのテスト結果を受け止め、業務委託としての初仕事を掴み取るための準備を整える
- 実務テストで得た「プロのコード」を、自分のポートフォリオに反映させる
「休会」という道を選ばず、細くとも繋がりを持ち続けたWEBCOACH。そして、すべてを賭けて挑んだA-TECH。
この二つの道が、11ヶ月目にはさらに太い一本の道(キャリア)へと繋がっていくはずです。
10ヶ月、よく頑張った。でも、ここからが本当のプロとしてのスタート。
自分にそう言い聞かせて、また明日からPCに向かいます。

