Webデザインの学習を始めて、ついに1年という大きな節目を迎えました。
この12ヶ月目は、私にとってこれまでの「学習者」としてのあり方を完全に手放し、プロとしての一歩を踏み出す激動の1ヶ月となりました。
これまで長きにわたり伴走していただいた「WEBCOACHの卒業」という区切りを迎えたほか、A-TECHでの学びを経て業務委託契約を締結し、早速実務の初案件を1件対応させていただきました。
1年前、ゼロからPCに向かい始めた頃には想像もできなかった「実務」という現場。
まだまだ未熟で課題の山積みな等身大の現在地を、偽りなくここに記録します。
12ヶ月目の活動:実務始動と、ポートフォリオ刷新の現在地
今月はインプットの机上の空論を終え、実際に「労働」として案件や制作物に向き合う期間となりました。

業務委託契約の締結と、初めての実務案件
A-TECHの運営元と業務委託契約を結び、初めて実務の案件を1件対応させていただきました。
これまでスクールの課題としてこなしてきたコーディングとは違い、そこには明確なクライアントが存在し、納期と品質に対する責任が伴います。
作業中は常に緊張感があり、分からないことや想定外の挙動に冷や汗をかく場面もありました。
それでもなんとか自力で解決し、無事に納品を完了させることができたのは大きな自信です。
しかし同時に、「プロとしてお金をいただく」ことの重みを痛感しました。
作業スピード、コードの美しさ、そしてクライアントとのコミュニケーションに至るまで、自分の実力不足や圧倒的な経験不足を客観的に見つめ直す、非常に貴重で厳しい初仕事となりました。
ポートフォリオのリニューアル
現在、A-TECHでの学習を通じて得たコーディングスキルをフルに活かし、ポートフォリオのリニューアルを進めています。
今回の刷新で特に注力しているのが、既存のWordPressテンプレートに頼らない「オリジナルのテーマ開発」です。
世の中に既にある汎用的なテーマをカスタマイズするのではなく、細かな要件に合わせて、ゼロからテーマを構築する。
この実装力をしっかりとポートフォリオで提示することで、「この人になら高度な実装も任せられる」と安心してもらえるような、実戦的なビジネスツールとして作り込んでいる最中です。
WEBCOACH:卒業と感謝
そして今月、1年間お世話になったWEBCOACHの契約期間が満了となり、正式に卒業を迎えました。
振り返れば、何も分からなかった私に伴走し、コーチングを通じて「EC特化」という自分の戦うべき道標を見つけ出してくれたのは、間違いなくWEBCOACHの存在でした。
デザインの基礎思考力、マインドセット、そしてフリーランスとしての戦略の立て方。
すべてのベースをこの場所で築けたからこそ、今の私があります。
途中トラブルもありましたが、感謝の気持ちを持って卒業することができました。
ちなみに、今月はA-TECHの授業(学習)の設定を行いませんでした。
実務テストを終えた直後でカリキュラムの消化ルールが曖昧になってしまったことや、実務案件の対応やポートフォリオ制作にかかりきりになっていたため、シンプルに予約しそびれてしまっていたというのが正直なところです。
しかし結果として、この「授業の枠」をあえて使わずに走り切ったことで、自分で調べて解決する自走力がより鍛えられたと感じています。
残っている回数については、今後さらに高度な実装の壁にぶつかった際や、複雑な仕様を確実に自分のものにするための「駆け込み寺」として、適切なタイミングで活用させていただこうと考えています。
12ヶ月で掴んだ「本当の価値」と、見据える現実
学習開始から1年が経ち、名実ともに「未経験」の看板をようやく下ろすことができました。
とはいえ、ここで勘違いしてはいけない現実があります。
SNSなどでよく見かける「初月から〇十万稼げました!」といった華やかな世界線にはまだまだ遠く、現実はまだまだ貯金を切り崩しながらの生活です。
初案件で得た収益も、本当に「雀の涙」レベル。決して生活を支えられる額には及んでいません。
ですが、1年前の「何から手をつければいいか分からない」「AIが吐き出すコードをただ眺めるだけだった」状態の自分と比べると、手応えは全く違います。
「自分自身の手でSASSやPHPを書き、クライアントの要望を汲み取り、案件を納品し、対価をいただく」
という一連のプロセスを、泥臭くとも実際にやり切ったという事実。
この経験こそが、何物にも代えがたい私の財産です。
爆発的に稼げるようになったわけではありませんが、「自分にはここで戦っていくためのコーディング技術と、デザインはEC特化という明確な方向性がある」という自己肯定感を持てたこと。
これが、この1年間の学習で掴み取った一番大きな価値だと思っています。
Webデザイン学習12ヶ月を終えて
プロとして歩み始めた今、立ち止まっている暇はありません。次へ進むための課題も明確です。
これから取り組むべき課題
- ポートフォリオのリニューアルの早期完成と公開
- 一刻も早く、自分の実力を証明できる最新の武器を世に出すこと。
- 営業活動の本格化と収益の拡大
- 雀の涙レベルの収益を、まずは自分の生活費を補えるレベルへと引き上げるためのアプローチ。
- 実務スキルの圧倒的な向上
- コーディングスピード、修正対応の正確性、そして進行管理能力のすべてを「プロの基準」に引き上げること。
ここからがスタートライン
1年という区切りを迎えましたが、ここからが本当のスタートラインです。
これまではどちらかといえば「未経験からWebデザイナーを目指す学習の記録」として記事を綴ってきましたが、これからは一人のフリーランスとしての制作記録、そしてリアルな試行錯誤を発信するフェーズにも入っていきます。
A-TECHは授業回数が残っているので、そのあたりも引き続き記録していこうと思います。
まだまだスタートラインに立ったばかりの未熟者です。
それでも、手に入れた技術と方向性を信じ、一歩ずつ泥臭く前へ進んでいきます。
引き続き、見守っていただけると嬉しいです。

