Webデザインの学習を始めて1ヶ月。
正直なところ、「推し活をもっと自由に楽しむために」という大きな目標を持って始めたものの、最初は不安でいっぱいでした。
しかし、実際に手を動かし、デザインの世界に足を踏み入れてみると、思っていた以上に楽しくて、まるで新しいゲームを攻略しているような感覚でした。
この記事では、そんなWebデザイン学習の1ヶ月目を振り返り、リアルな学習内容や感じたこと、そして挫折しそうになった壁をどう乗り越えたのかをお伝えします。
Webデザインを学び始めたきっかけ(簡単におさらい)
プロフィール記事でも少し触れましたが、改めてWebデザインを学び始めたきっかけについておさらいします。
以前はメディアの法人営業、その後はWeb広告系の会社でディレクターとして、会社員として働いていました。
仕事自体はやりがいもありましたが、プライベートとの両立に限界を感じていました。
特に、Jリーグ観戦という私の「推し活」は、平日開催や遠征など時間やお金の制約が多く、会社員という働き方ではなかなか自由に楽しめない状況だったんです。
「もっと時間もお金も自由に、推し活をもっと楽しみたい!」
そう考えた結果、「働き方自体を変える」という選択肢にたどり着きました。
これまで培ってきたディレクターとしての経験も活かせる道もあるし、経験を活かしつつさらに幅を広げるためにWebデザインの学習の道をまず選んだのは、まさに必然だったのかもしれません。
1ヶ月目の学習内容とスケジュール
WEBCOACHでの学習初月は、Webデザインの基礎を徹底的に叩き込みました。
ちなみに、これまでの経歴と持っている知識を基に、専属コーチがカリキュラムを考えてくれるので、人によって学ぶ流れは全然違うと思います。
私が1か月目で学習した具体的な内容は以下の通りです。
- ノーコードツール
- WordPress
- デザインの基本
- Figma
スケジュールとしては、週に4~5日、1日平均3〜4時間ほど時間を確保して学習を進めました。集中できる日は8時間くらいやったことも。
午前中は家事やプライベートの時間に充てて体のエンジンをかけて(笑)、午後に集中することで、無理なく続けることができました。
ノーコードツールの学習
最初はノーコードツールのWIXを使って、Webサイト制作の全体像を掴みました。
初級、中級、上級と制作課題があって、サンプルページを真似して作成していきます。
WIXを触るのは初めてでしたが、画面上でパーツを配置していくだけでWebサイトが作れることに感動。
直感的にデザインを考えてそれを当て込むことができる。めちゃくちゃ楽しい。
初級から上級になるにつれて、デザインの「なぜ?」を考える奥深さも感じました。
WordPressの学習
次に、サイト制作に欠かせないWordPressの基礎も学びました。
サーバーやドメインの設定、WordPressのインストール、初期設定など、これまで自分のブログを作るのに調べながらやっていたことを改めて知識を深められたのは、大きな収穫でした。
予備知識があったので、難易度はそれほど高く感じなかったです。
デザインの基本の学習
「デザインの基礎」と聞いて、最初は「覚えることがたくさんあって大変かも」と思っていましたが、実際に学び始めると、とても面白いんです。
「整列」「近接」「強弱」「反復」という4つの原則を知るだけで、素人でもパッと見てわかりやすいデザインを作るための道筋が見えました。
色の組み合わせ方も、ただ「好きだから」で選ぶのではなく、理論に基づいた配色を学ぶことで、より洗練された印象を与えられることがわかりました。
配色に関しては、(一応)色彩検定を持ってるので昔学んだことがここで活きてくるな、と思いながら復習した感覚です。
Figmaの学習
Figmaは、Webデザインの現場で使われる主要なツールの一つ。
ツールの使い方を学びながら、サンプルサイトのワイヤーフレームを作成したりしました。
「トレース」といって、プロが作ったバナーやLPのデザインをそっくり真似して作る練習もしました。これがもう、本当に楽しくて!
まだFigmaを完全には使いこなせてはないですが、最低限のことは習得できたと思います。
正直キツかった…!挫折しそうになったこと
順調に見える1ヶ月目ですが、実は「もうダメかも…」と心が折れそうになった瞬間がありました。
それは、自分の作ったデザインを客観的に見たときです。
お手本となるプロのデザインと比べると、自分の作ったものがなんとも素人臭く見えてしまう。
「なんだかセンスがないな…」とネガティブな気持ちになってしまいました。
特にバナー作成の課題では、何度もやり直しても納得のいくものができず、心が折れそうになったこともあります。どんなに時間をかけても、なんだか「いい感じ」にならない…そんなもどかしい気持ちがずっと続いていました。
それでも続けられた理由と工夫
そんな壁にぶつかった時、私は考え方を変えるようにしました。
「人と比べてネガティブに思うんじゃなくて、『この人のこのセンス、すごくいい!どうやってるんだろう?真似してみよう!』という感じで前向きにとらえるようにしよう」
こうすることで、自分のデザインの「ダメなところ」ではなく、プロのデザインの「良いところ」に目を向けることができました。
挫折を乗り越えるために、以下のことを習慣にしました。
- とにかくインプット量を増やす
- 推し活をモチベーションにする
- とにかく手を動かす
とにかくインプット量を増やす
デザインが集まるサイトやSNSを空いた時間にとにかく見て、自分が「いいな」と思うデザインを研究しました。
特にSNSは参考になるデザインなどを保存(ブックマークやピン留め)できるので、メインで活用してました。
参考にしていたサイトやSNSは、主に以下です。
推し活をモチベーションにする
推しチームのロゴやユニフォーム、グッズのデザインなどを参考にしたり、「こんなデザインのサイトを作ってみたい!」と目標を立てることで、学習へのモチベーションを保ちました。
他のチームのサイトなども覗いてみたり、いい刺激になりました!
まだ学習の範囲外ですが、推しチームのSNSや動画もよく見ました。
どんなルールを持って運用しているのかな?編集はどんなポイントに気を付けているんだろう?
いろんな想像を働かせながら今までと違う視点でチームを追っていくのも楽しいです!
とにかく手を動かす
センスは知識と経験の積み重ねで磨かれるもの。
そう信じて、とにかくたくさん手を動かして、場数を踏むことを意識しました。
まだまだ私は始めたばかりだし、いきなりプロと並べてできるほどのスキルも持ち合わせていない自覚があります。
それなのに「自分はダメだ…」とネガティブになるのは、まだ早い。早すぎる。
「ま、1か月目のセンスってこんなもんだよね!」くらいの気持ちで、いろんなことを習得することの楽しさを大事にした方がいいと気づきました。
この1ヶ月で感じた変化・学んだこと
この1ヶ月で、Webデザインに対する見方が大きく変わりました。
以前はただ「かっこいい」「おしゃれ」と感じていたWebサイトやバナーが、今では「このフォントの選び方、いいな」「この余白の取り方、参考になるな」といったように、デザインの意図を考えながら見ることができるようになりました。
また、Webデザインは単なる見た目の美しさだけでなく、見る人が使いやすいように「設計」することが重要だということも学びました。
これは、前職で培ったディレクターとしての経験とも通じる部分で、とても面白く感じています。
次の1ヶ月でやってみたいこと
この1ヶ月間で得た知識とスキルを活かして、次の1ヶ月はさらにステップアップしたいと思っています。
- オリジナル作品の作成
- 学んだ知識を活かして、ポートフォリオに載せるためのオリジナル作品を制作したい!
- Webデザインの幅を広げる
- Figmaをもっと使いこなして、表現の幅を広げていきたい!
「推し活をもっと自由に楽しむために」という目標は、まだ始まったばかり。これからも日々の学習を楽しみながら、理想の働き方を目指して頑張っていきます!