Webデザインの学習を始めてから丸1年が経過し、ついに13ヶ月目に突入しました。
1年前、全くの未経験から「何が分からないのかすら分からない」状態でPCの前に座っていた自分が、今ではこうして業務委託として案件を受け、新たな技術領域である「Shopify」へ手を伸ばしている。
振り返れば、環境も自分自身のマインドも、信じられないほど激変しました。
今月は、実務を通じて突きつけられた「プロの現実」と、そこを乗り越えるために選び取った「新しい技術」について、ありのままの記録を綴ります。
13ヶ月目の活動:技術の幅を広げる挑戦
今月は、これまで積み上げてきたコーディングの基礎を、より現場のニーズに近い形へと昇華させる期間となりました。

GitとGitHub:未知の領域への「残りコマ」活用術
今月は、実務テスト合格後にそのままになっていた「授業の残り回数」について、担当の方と話す機会がありました。
正直なところ、実務テストを終えてからは、自分の不明点をどうやって授業という枠に落とし込めばいいのかがよく分からず、そのまま予約を入れずにいました。
そこで担当の方に「残り回数をどう使うのが良いか」を相談したところ、提案いただいたのが「GitとGitHub」の授業でした。
実務においては、個人で受託する案件がメインであれば、チーム開発ほど頻繁にGitを駆使する場面は多くないかもしれません。
授業を担当してくださった先生からも「必ずしも必須ではないかも」といったお話はありましたが、プロとしての教養として触れておくのは良いことだと感じました。
実際に触れてみると、コードの変更履歴を記録し、いつでも過去の状態に戻せるという安心感は、これまでの管理方法とは別次元の効率でした。
今後、Shopifyなどの複雑な案件に携わる際や、将来的に誰かと共同でサイト制作をする機会が訪れたとき、このGitの知識が必ず自分を支える「お守り」になると感じています。
Shopifyという「未知の可能性」に触れる
Shopifyというサービスの名前は以前から耳にしていました。
しかし、正直なところ「既存のテンプレートをあてはめるだけでしょ?」という先入観があり、クリエイターとしての制作意欲を掻き立てられるものではありませんでした。
ところが、今月受けた無料体験授業でその印象は一変しました。
Shopifyには「Liquid(リキッド)」という独自のテンプレート言語が存在し、これを使えば、既存の枠組みに縛られないオリジナルデザインのECサイトを一から構築できるのです。
さらに衝撃的だったのは、その構築プロセスが、私がこれまで1年間かけて血の滲むような思いで学習してきた「HTML/CSS/SASS/JavaScript」の知識と驚くほど密接にリンクしていることでした。
「自分が積み上げてきた武器が、そのままECという巨大な市場で通じる」。
そう思った瞬間、迷いはありませんでした。すぐさまShopifyコースの契約を決意。
7月から本格始動するこのコースでは、単なる座学ではなく、実際の実務と並走しながら構築スキルを磨いていくスタイルをとります。
EC特化を目指す私にとって、この選択は今後の案件の幅だけでなく、単価やクライアントの満足度を左右する強力な一手になると確信しています。
業務委託第2弾案件で痛感した「プロとしての自分」
今月、ありがたいことにA-TECHの運営元より2件目となる実務案件を依頼いただきました。
「1件目をやり遂げたのだから、次はもう少しスマートに、効率的に立ち回れるはずだ」という淡い期待は、作業開始から数日であえなく打ち砕かれました。
「スマートさ」を阻む壁:確認コストの闇
今回の案件で最も深く反省したのは、クライアントへの確認回数の多さです。
「作業の手を止めさせないよう、まとめて質問しよう」と意識していたはずが、いざコーディングを進めると、「ここの挙動は、もしスマホで見たらどうなるのが正解か?」「このデータはどこから持ってくるのがベストか?」と、作業すればするほど疑問が雪だるま式に増えていきました。
結果として、何度も確認のメッセージを送ることになってしまったのです。
これは、私の「仕様の読み解き」が甘く、着手前の詰めが不十分だったことを意味しています。
プロの仕事とは、作業そのもののスピードも重要ですが、「着手する前に、クライアントが言語化できていない懸念点までを先回りして解消する力」が問われるのだと、身をもって知りました。
この「先読みする力」こそ、現在の私に不足しているスキルです。
確かな成長の実感:蓄積された知見の活用
一方で、確かな成長を感じる瞬間もありました。
1件目の実務で経験した「フォーム制作」の経験は、確実に自分の力になっていると実感しました。今回の案件では、過去の制作で得た知見やロジックを整理・再構築して応用することで、ゼロから調べる時間を大幅に短縮し、実装の効率を大きく高めることができました。
以前は「この書き方で合っているのか?」と何時間も調べていた実装が、今では手順や注意点が自然と頭に浮かびます。
案件ごとに「自分なりの勝ちパターン」や「効率的な実装手法」をストックできている感覚――これこそが、経験を積むということなのだと、自分の中での積み重ねを感じて少しだけ胸が熱くなりました。
ポートフォリオのリニューアル:完成と、プロとしての証明
そして今、最も注力しているポートフォリオの刷新作業についても、大きな進展がありました。
サイト本体の構築はすでに完了しており、現在はそこに載せる制作物の詳細を詰め、実績としての説得力をどう高めるかという「最後の仕上げ」の段階にあります。
単に作品を並べるだけでなく、A-TECHで学んだコーディング技術や、実務で見出した「先読みの実装」を、どうすればクライアントに分かりやすく提示できるか。
Shopifyの知見も加わる今、私のポートフォリオは単なる「学習の記録」から、正真正銘の「ビジネスツール」へと生まれ変わっていきます。
公開まであと一息。自分がこれまでに積み上げてきた技術のすべてを詰め込んだこの武器を、一日も早く世に出したくてウズウズしています。
学習から「プロの戦い方」へ
今月は、授業の残り回数をどう活用すべきか自分の中で整理がつかず、予約を入れずにいた期間がありました。
しかし、その間に実務案件やポートフォリオ制作で直面した課題に対して、私は自分一人で調べ、検証を重ねて解決策を導き出す必要がありました。
誰かに正解を聞くという選択肢を一時的に置いておき、目の前のバグや仕様と向き合い続けたことで、必然的に「自走する密度」が以前よりも濃くなったのを感じています。
もちろん、今後は授業という環境を適切に活用して効率を上げていくつもりですが、この期間に自分自身の力で泥臭く試行錯誤した経験は、プロとして仕事をしていく上での確かな自信となりました。
これもまた、未経験から一歩先へ進むために必要な「成長痛」だったのだと、今は前向きに捉えています。
学習開始から1年。これまでは「教えてもらう」のが当たり前でしたが、今は「自分で技術を組み合わせ、ビジネスに貢献する」というプロの戦い方の面白さに触れています。
7月からはShopifyコースが本格始動します。
まだまだ反省の多い毎日ですが、この13ヶ月で培った「泥臭く続ける力」を武器に、さらなる高みを目指します。
引き続き、一歩ずつ突き進んでいきます。


