Webデザイン学習を始めて3ヶ月目。
1、2ヶ月目でFigmaやWordPressの基礎を固め、ついにコーディング学習のフェーズへと進みました。
デザインを「形」にする喜びを感じていた一方で、コーディングは私にとって未知の世界。正直なところ、乗り越えられるか不安でいっぱいでした。
この記事では、コーディング学習でぶつかった壁と、そこから得られた学び、そして3ヶ月間の学習を終えて見えてきた次のステップについてお話しします。
3ヶ月目の学習内容
3ヶ月目は、Webサイトの骨組みとなるHTMLと装飾を担うCSSのインプットに集中しました。学習した内容は以下の通りです。
- HTML
- css
- JavaScript(途中まで)
- マーケティング
HTML
Webサイトの骨組みを作るマークアップ言語を学びました。
見出し、段落、画像、リンクの挿入など、Webサイトの基本となる要素を理解。
元々仕事で触れることのあったHTMLなのでそこまで難しくはなかったですが、触りくらいしかちゃんと知識として持っていなかったので、理解を深めるのに欠かせない内容でした。
CSS
Webサイトのデザインを決めるための言語です。
基本のレイアウトでは、FlexboxやGridを使って、思い通りのレイアウトを組む方法を学習。
レスポンシブデザインについては、スマートフォンやタブレットなど、様々なデバイスでサイトをきれいに表示させるための基礎を学びました。
Webフォント・疑似要素といった少しニッチな手法については、より表現豊かなデザインを作るためのテクニックを学びました。
普段見ているサイトのデザイン部分はこういう風にしているんだ、と裏側を理解することができて、よりWebデザインの世界が楽しいものに思えました。
JavaScript
Webサイトに動きをつけるJavaScriptの初歩にも触れました。
関数やイベントの概念を学び、画像のスライドショーなどがどのように動いているのかを知ることができました。
3ヶ月目ではすべての内容を学習することができなかったので、残りは次月に持ち越しです。
マーケティング
Webサイトを運用する上で欠かせないマーケティングの用語を学びました。
マーケティングに関しては、長く携わってきたのでおさらい程度に軽く学習しました。
ツールやトレンドもその時によって違うので、そこまで深く”今”学習する必要はないかなと個人的には思ってます。
ただ、マーケティングの基本概念みたいなところは、0からWeb業界に進もうとしている人にとっては大事な項目だとも思います。
コーディングでぶつかった「壁」と、そこから得られた学び
コーディング学習は「覚えること」が非常に多く、正直なところ「全部は無理だ…」と挫折しそうになりました。
学習カリキュラムの課題は、用意されたお手本通りに進めればクリアできてしまうものが多く、「実践でどこでつまずくんだろう?」という具体的なイメージが湧かなかったことも、不安を煽る要因でした。
しかし、私はこの時、ある決断をしました。
それは、「このタイミングでは壁をスルーする」ことです。
まずは、コーディングで「どんなことができるのか」をインプットすることに集中しました。
複雑なコードを完璧に理解するのではなく、「こんなこともできるんだ!」という発見を楽しむようにしました。
これは、以前の私だったら考えられない選択だったと思います。
昔は完璧主義で、全てを理解しないと次に進めないタイプでしたから。
でも、この段階で完璧を目指すと、きっと心が折れてしまったでしょう。
今は、実践でつまずいた時に、改めて基礎に戻って解決すればいい。
そう割り切ることで、モチベーションを保つことができました。
デザインとコーディング、両方できると何が変わる?
コーディングの知識を身につけたことで、デザインに対する考え方が大きく変わりました。
実装を想定したデザインを組めるようになったことです。
これまでは「見栄えが良いデザイン」を考えていましたが、今では「このデザインは、コーディングで実現可能か?」「もっと効率的に実装できる方法はないか?」といったことを意識しながら、デザインを組むことができるようになりました。
Webデザインは、単に見た目を良くするだけでなく、それを実際に動くサイトとして形にするための知識が必要です。
デザインとコーディングは表裏一体。
両方の知識を持つことで、より実用的なWebサイトを作れるようになるんだと実感しました。
Webデザイン学習3ヶ月でできるようになったこと・まだ足りないこと
3ヶ月間の学習を振り返ると、Webサイトの「裏側」を深く理解できるようになったことが一番の収穫です。
これまで何気なく見ていたサイトの構造やデザインの意図が手に取るようにわかるようになりました。
でも、インプットに集中してきたこの3ヶ月間、まだアウトプットが足りていません。
学習したことを自分の力で形にすること。これが次のステップです。
完璧を求めていた頃の私なら、この「足りないこと」に落ち込んでいたかもしれません。
でも今は違います。これは、成長するための「伸びしろ」だとポジティブに捉えています。
いよいよ「オシゴト」へ。4ヶ月目に向けた今後の目標
次の4ヶ月目は、いよいよ「オシゴト」を意識した活動を始めます。
具体的には、以下の2つに注力していく予定です。
- コーディングの実践:3ヶ月目にスルーした壁を、実際の制作を通して乗り越えていきます。
- 案件獲得の準備:クラウドソーシングサイトに登録したり、2ヶ月目に作ったポートフォリオサイトをブラッシュアップしたりして、いつでも仕事が受けられるように準備を整えていきます。
「自分らしい働き方で推し活をもっと自由に」。
その目標に一歩ずつ近づいていることを実感しています!